会話が苦手だという悩み

 

会話がどうも苦手だという人、会話が嫌いだという人というのは、人との会話で、結局何を話していいのかがわからない、会話が途切れてしまう恐怖感というものがあるそうです。会話が途切れて沈黙し、気まずい雰囲気になるのがたまらなく嫌ということでしょう。

 

雑談が好きだという人でも、話が盛り上がっている時はよくても、ふと話題が途切れてしまった時の気まずい沈黙には耐えがたい苦痛を感じるようです。そうすると、この嫌な雰囲気から脱出するために、何とか新しいネタ作りを必死に考えることになります。

 

こうした雑談の中で抱きやすい恐怖となる気まずい沈黙については、完全になくすことはできないでしょう。

 

しかし、考え方ひとつだということで、沈黙はちょっと休憩時間のようなもので、けっして恐怖などではないのです。雑談をするのは初対面の相手や見知らぬ人だけではなく、家族や親友同士、恋人同士とだってするわけですが、その時でもやはり沈黙する時間は必ずあるものです。

 

これで少し気がつくと思いますが、「会話が途切れた沈黙の時間」は「気まずい時間」ではないということです。会話が途切れて沈黙の時間が訪れても、落ち着いてリラックスすることが大切です。

 

こちらがリラックスすれば相手もリラックスしやすくなります。テーブルの上のコーヒーをゆっくり味わって飲むのでも構いません。外の景色を見て心を落ち着かせるのもいい方法です。

 

話したい話のネタなどはリラックスしていれば自然と見つかるはずです。とにかく雑談が苦手だと思うことをやめなければいけません。