会話のきっかけを作る

 

会話のきっかけはどうやって作ったらいいのでしょうか。雑談が始まる時にはもともといくつかのパターンがあるようです。会話のきっかけになる定番といえば、天気や季節、ニュースなどがまず思いつくものです。

 

ここでのポイントはその前で、つまり天気や季節の話題に入る前ということです。声をかけるための最初のさりげない一言が必要だということです。実際、話のネタはあるのに、最初にどう声をかければいいのかで苦労している人も多いようです。

 

いきなり、ネットやテレビで得た雑学を話し始めても不自然だということで、そんな不安がある場合は、声をかけるための最初の一言を自分なりに決めておくようにしてください。

 

最初のうちは、声かけの後の話のネタもセットで用意しておいた方がいいでしょう。ネタ自体はささいなことで全く構いません。もともと雑談の醍醐味や楽しみは、会話のネタが予期せぬ方向へと次から次へと変わることで、こうした小さなハプニングの連続で話が展開します。

 

ひとつの会話のネタから違った会話に変わるきっかけは、話している会話で違うキーワードを別の誰かが拾い上げるからで、話し上手と言われている人は、おそらくこのキーワードを拾い上げるのが上手だと思います。

 

拾い上げたキーワードをすぐに新しい会話のネタとして活用するので会話のネタが尽きないのです。こうすれば、その後に続く会話の展開も無数になっていきます。これなら雑談は実に楽しいものになるはずです。